52.入院〈番外編②〉〜研修生の実習〜

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「臨地実習へのご協力のお願い」の紙を渡されたのは、入院初日のことでした。

看護師さんに連れられてやってきたのは、研修生の方。
研修生とはいっても、
50歳くらいの現役看護師さんでした。

“乳がん看護認定看護師”の資格をとるために勉強されているとのこと。
今回の実習は、教育プログラムの一環だったそうです。

断っても問題ないと言われたものの、
特に断る理由もなかったため実習の同意書にサインしました。


それから日曜を除くほぼ毎日、
その看護師さんは病室を訪れました。

なんでも聞ける人がいつもそばにいてくれるのには安心できたのですが…。
なかなか気は休まりませんでした。

なんとなく心が開けず、
研修生の方が来るたびに少し憂鬱に。

同意を取り消すこともできましたが、
断りづらくて退院の日まで拒否することはありませんでした。

特に嫌だったことは、
わたしがいつも明るくしていたからか、
「辛いでしょう?」
「我慢しなくていいのよ」
「もっと吐き出して」
と何度も言われたことです。

悲しいことや辛いことを求められているような気がしました。
我慢していると思われるのも、
すべてを理解したような顔をされるのも嫌でした。
(心がせませま…(´•ω•`; ) )

母の乳がんについても事細かく聞いていて、
それに協力するために丁寧に答える母。
あまりの滞在時間の長さに、
わたしは干からびそうでした。

母は「断ろうか?」と聞いてくれましたが、
最後までやりきりました( ー̀дー́ )وグッ


研修がおやすみのとき、
「明日は来れなくてごめんなさいね〜」
と言われて、
「いいえ〜」
と答えたわたし。

心の中では
「いえ〜い」
と言っていました…♪( 'ω' و(و"


でも、リハビリやリンパの教室に付いてきてくれたのは心強かったです。


今となってみては、感謝することもたくさんあったように思います。


以上、この場を借りて、
改めて今度は心からお礼を申し上げるなり
( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!

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2017/07/01 23:55

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