ハピにゃんさんの日記 (乳がんの日記)

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乳がん

先日、夫と私の元上司で、私たち夫婦の仲人でもある方と再会する機会がありました。
私は数年ぶりにお会いしたのですが、夫は仕事の関係で、最近まで年に数回は
お会いしていました。
実はその方の奥様も、私より数年早く乳ガンを経験されたこともあり、
夫は私の病気の事も伝えていたようです。

「(乳ガンの)治療はもう終わったんでしょ?元気にしてる?」
「はい、お蔭さまで今は何とか…」
「でも何だか疲れた顔してるね。無理してるんじゃないの?」

…そう。
最近、何だかイライラすることが多くて疲れやすい。
思えば数か月前、夫が定年退職して家にいる時間が多くなってからかも。
夫が家に居る時間が前より少し永いだけなのに、
 家の中がすぐに散らかる、
 ゴミが増える、
 トイレが汚れる、
 なぜか洗濯物が増える、などなど。
夫も気を遣って買い物や料理、食器洗いなども引き受けてくれるのですが、
やっぱりどこか私とやり方が違う。当たり前だけど。

それを聞いた元上司の口から出た言葉は、
「それは間違いなく『主人在宅ストレス症候群』だよ」

帰宅して早速ネットで検索...

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2017/11/13 20:46

「ハピにゃんさーん、診察室へどうぞー」

やっと呼ばれた…。
10時の予約なのに、もう11時半過ぎ。
待っている間、ずっと緊張して心臓はバクバク、手のひらに汗もかいていて、
持参した文庫本の内容は全く頭に入って来ず。
…きっと血圧も上がっているに違いない(*_*;

診察室に入ると、先生はいつものニコニコ顔で
「どうですかー、変わりないですかー?」

「あ、あのー、実は2か月ほど前から傷跡の周りがチクチク痛くて、
 脇の下も腫れているような違和感があるんですけど…」
勇気を出して聞いてみました。

「どれー、じゃあ超音波でよーく診てあげますからね。」

診察台の上で、先ずは触診。
「触った感じだと何もないよ。今から超音波するからね。」

…………………………

「うん、(乳腺が)ちょっと固くなってるけど、心配なシコリはなさそうだね。
 リンパ節も腫れてないし、心配ないと思います。」

「でも、今まで痛みを感じたこともなかったし、
 脇の下に物が挟まった感じも初めてなんですけど…」

「それは手術で神経いっぱい取ったけど、再生...

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2017/10/31 14:03

今日は年に一度の「生活習慣病予防健診」でした。

この健診では、偶数歳にオプションで婦人科検診を付けることができます。
毎年、対象年以外でも子宮頸がん検診は受けていたけれど、
子宮体癌検診はパス(過去に貧血起こすほど痛い思いをしたので…)。

でもイルイルで、タモキシフェンと子宮体癌の関係について触れた皆さまのブログや
お悩み相談を拝見し、そして何人かのお仲間に背中を押してもらったので、
今年は勇気を出して受診を決心していました。

ここでは、いつも検診の前に看護師さんとの面談があります。

看護師「本日は子宮頸がん検診ですね」
私  「はい。でもタモキシフェンを4年間飲んでいて、その後1年間フェマーラを
    飲んでいました。タモキシフェンで子宮体癌の発症リスクが高くなると聞いて
    心配なので、体癌検診も追加した方が良いでしょか?」
看護師「今はもう飲んでいないのなら、タモキシフェンの影響は考えなくて良いと思いますよ。
    タモキシフェンを飲んでいると子宮内膜が厚くなります。
    子宮体癌は厚くなった子宮内膜に発症し...

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2017/10/27 14:50

健診を今週末に控え、そして月末には恐怖の定期検診。
カレンダーを見るのも憂鬱で、どんどん気分がブルーになりつつあるこの頃…。

ふと見上げた空は、台風一過の雲一つない晴天☀
いつの間にかすっかり空が高くなり、吹く風の向きも変わっていました。

よ~し、今日は久しぶりにお握り🍙持参でプチハイキングに出掛けよう!

わが家から自転車で数十分走ると、ちょっとしたハイキングコースのある公園があります。
整備された山道のアップダウンコースを小一時間で一周することができ、
ご年配の方でも、小さな子供連れのご家族でも楽しめます。

展望台で一息ついて、水分補給と写真を何枚か。

下りコースの途中には、トリカブトが群生していて青い花が意外とキレイ。
おやっ、木のウロに小さくて柔らかそうなキノコを見つけた~!

街中からほんの少し離れているだけなのに、とても静かで自然もいっぱい。
今日は歩くと汗ばむほどでしたが、展望台を渡る秋の風は清々しく、
ひととき、憂鬱な気分を忘れることができました(*^^*)

写真は公園に向かう途中のコスモス街道🌺

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2017/10/23 22:03

読書の秋、スポーツの秋、そして食欲の秋。
夏の間ずっと引きこもっていた私も、モゾモゾ動き出した途端、
お腹がすいてたまりません。

最近、立て続けに衝撃的なタイトルの本に出会って、
少し食生活を改めようとしたけれど…やっぱりなかなかキビシイ(^▽^;)
…と、ふと思いついて、プールへ行くことにしました。
ホルモン治療をはじめた頃から、お腹周りの「成長」が気になり、
ダイエット目的で始めた水中ウォーキング。
ひところハマっていて、週2~3回のペースで行くこともあったのに、
ここしばらく足が遠のいていました。

いつも日中は混んでいるので、早めに軽い夕食をとって、いざ出陣。
今日は平日のせいか、雨のせいか、あるいは夜だからなのか、
とても空いていてラッキー!

以前やっていたように、
大股で前進→横歩き→ランニング→後ろ歩き→太ももを高く回しながら前進、
の5パターンをそれぞれ一往復ずつで1セット。
25メートルプールなので、一往復50メートル、1セットで250メートルになります。
水の抵抗が大きくなかなか思うようには進めませんが、
浮力が働くので...

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2017/10/19 22:35

昨日は冷たい雨の中、パシフィコ横浜で開かれていたバイオ関係の展示に行ってきました。

そこで私の目を引いたのが、
“ME-BYO
「未病」は、いまや世界の言葉になった。“
と銘打たれた神奈川県の出展するコーナー「ME-BYO Japan 2017」です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
人の健康状態はここまでが健康で、ここから病気と明確に分けられません。
健康と病気の間を連続的に変化している状態を「ME-BYO(未病)」といいます。
日ごろの生活の中で、
「心身のバランスを整えて、より健康な状態」
へ近づけていきましょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
というコンセプトで、さまざまな最先端の未病関連商品やサービスが紹介されていました。

中でも面白いと思ったのが、『未病の見える化』として紹介されていた
「MIMOSYS(ミモシス)」と「疲労・ストレス測定システム」の2つです。

「MIMOSYS」はスマホで音声を収集・解析することで、心の状態や変化を認識し、
...

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2017/10/14 12:14

昨日、たまたま通りがかった本屋さんで、偶然目に飛び込んできた本のタイトル。

「パンと牛乳は今すぐやめなさい」(内山葉子 著)

ご丁寧に、帯には
「乳ガン患者はパンと牛乳が大好き」
とまで書かれているではありませんか!

ええっ~!?やっぱりそうなのー??
気になったけど、その時は手に取る時間もなく、
タイトルだけを頭のメモ帳に記して帰宅。

内容について、ネットで調べてみたところ、著者のこんな言葉が載っていました。
(以下、引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
パンは腸と脳をこわす! 牛乳は骨と血管を弱くする!
「パンと牛乳はやめてくださいね」
 日ごろの診療で、私が患者さんにいう言葉です。
不調や病気は、いうまでもなく、さまざまな要因がからみ合って起こります。
すべてがパンと牛乳のせいとは、もちろんいえません。
しかし、パンと牛乳を少しの間やめてみるだけでも、症状が明らかに改善する
例が非常に多いのは事実です。
また現在では、パンと牛乳がどんなメカニズムで体に害を与えるかは、
かなり科学的...

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2017/10/09 09:23

「乳がん患者の8割は朝、パンを食べている 」( 幕内秀夫 著)
という本を読まれた方、たくさんいらっしゃるかも知れませんね。

私は気になりつつも、もう今さら、という気持ちもあって読んでいなかったのですが、
最近またこの本を目にする機会があり、ちょっと中を覗いてみました。

「乳癌患者には驚くほど共通した食習慣がある」と書かれています。
それは、
 1.朝はパンを食べる
 2.昼や夜にパスタやピザを食べる
 3.米、味噌汁を食べない
 4.乳製品が大好き(バターや牛乳など)
 5.赤味のお肉が大好き
 6.甘いものが大好き

一言でいうならば「食の欧米化」とまとめられてしまいますが、
ぜ~んぶ私にピッタリ当てはまるのでビックリ(◎_◎;)

朝からご飯(米)は喉を通りません。
食パンにスライスチーズを乗っけて、牛乳たっぷりのカフェオレで流し込む!

昼は手軽に(時には冷凍やチルドの)パスタ。
ピザも大~好き(⋈◍>◡<◍)。✧♡

実は私、味噌汁あんまり好きじゃない…。
塩分の取り過ぎも気になるし。

そして特に衝撃的だったのは、「...

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2017/10/06 09:43

昨日は10月だと言うのに、まさかの「夏日」。
一転して、今日は一気に季節が進んだ感じで、肌寒いくらいですね。

暑さに弱く、ずっと引きこもっていた私ですが(人呼んで「夏眠」…(笑)!)、
充電完了、いざ再起動!
…のはずだったのに、今日も何だかスッキリしません(-_-;)

思えばこの夏、数年ぶりに夏風邪を引いて以来、ずっとプチ不調が続いていて。
例年なら暑い時期は肩凝りもさほどではなかったはずなのに、
今夏は肩凝りからくる肩痛と頭痛もひどく、
未だに痛み止めと湿布薬が手放せません。

特に左肩。
手術した右側を無意識のうちに庇って、
知らず知らずのうちに左腕に負担がかかっているのかな?
あるいは身体の左右バランスが崩れて来ている?

もう一つ気になるのは、このところ手術の傷跡周辺が痛い気がすること。
そして脇の下の腫れぼったい感じ。
見た目は何ともないけれど、手術後にドレーンを抜いた後、
水が溜まってきた時の感じに似ていて、何となく違和感があります。
今まで術側はずーっと感覚がなくて、つねっても痛くなかったはずなのに…。
(もしかして今頃に...

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2017/10/04 09:52

もうすぐ10月。

私が自身の異変に気付いてから、間もなく10年になろうとしています。
そして検査、手術、告知、二度目の手術、放射線治療とホルモン治療を終え、
4年が過ぎました。

この間、病気のことを忘れられた日は一日たりともなく、
訳の分からない苛立ちと不安に押しつぶされそうになった事も…。
でもイルイルと出会い、皆さまのブログやお悩み相談を拝見し、
そして拙い文章ではありますが、私も体験談を投稿するうちに、
少しずつ心の荷物を下していくことが出来た気がします。

この10年で確実に医療は進歩していることを実感し、
そして先生や病院によって考え方や治療方針が様々なことなど、
「目から鱗」の事実も多々…。
何よりも、今まで誰にも打ち明けられなかった悩みや心配事を
吐き出せる場所の存在に救われる思いです。

お蔭さまで、今、私は元気です(あちこちガタは来てるけど)!
皆さまとの素敵な出会いに感謝しつつ、
改めて
 これからもよろしくお願いしま~す\(^o^)/

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2017/09/21 10:44

 年に一回、子宮頸がん検診は受けていたものの、
それ以外で婦人科を受診したのは、二人目を出産して以来でした。

当時は今ほどインターネットが普及していませんでしたが、
一応ネットで情報を仕入れ、
当時ではまだ珍しかった「ネット予約」を果たし、病院へ。

症状を聞いた先生は
「まず子宮体癌の検査をしましょう。ちょっと痛いけど我慢できますか?」
(我慢できない、と言ったらしないで済むのかしらん?と思いつつ)
「はい、大丈夫です。よろしくお願いします。」

ところがこれが「ちょっと痛い」どころじゃないんですよね~
(知らなかった!)

一週間後、検査結果を聞きに再訪。
結果は「異常なし」で、診断は「ホルモンバランスの乱れ」。
そして治療のために臀部にホルモン注射を打ってもらい、
飲み薬も処方されました。

あの時の注射と飲み薬が何だったのか、今では思い出せません。
でも今から考えると、私の乳癌はホルモンバランスの乱れと、
この時のホルモン治療が発症原因のひとつではないかと思っています。

因みに、この時のたった1回の治療で月経周期は正常に戻りま...

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2017/09/18 10:22

 乳がんは一般的に、癌が発生してから自覚する(しこりが触れる、マンモやエコーで
画像診断が可能になる)まで、かなり時間がかかるそうですね。
つまり他の癌に較べて生育が遅いということ。
また初潮年齢が低い人や身長の高い人、妊娠出産の経験がない人が罹りやすいと言われています。
これは乳がんの餌となるエストロゲンに晒される期間や量が多いからだそうです。

私はと言えば、初潮は14才と遅めだし、幼稚園の頃から今に至るまで
ずっと「チビ」を通してきました( ;∀;)
それに生理はずっと不順で、若いころは2~3か月に1回くらいだったかな。
二人目の子供が生まれて、授乳期間が終わってしばらくして、
ようやく「人並」になったと記憶しています。
…なので「乳がんに罹りやすい人」の条件には当てはまらないと思っていたのです。

でも、しこりを自覚するちょうど1年くらい前(44才頃)、変化が起きました。
月経周期が20日程度と早くなり、しかも出血量が半端じゃない!
夜用ナプキンを30分おきに取り換えても溢れんばかり…(グロくてごめんなさい🙇)。
しかもこれが10日間ほども続くの...

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2017/09/15 08:44

実は私、自分の癌がホルモン受容体陽性だと言うこと以外、
ステージやタイプ、HER2陽性か陰性か等々、何も知らないのです。

多分、治療開始前に病理検査の結果を聞きに行った時、説明されました。
…でも頭の中が真っ白になっていて、何も覚えてない(;^ω^)

今からでも、聞けばきっと教えてもらえるはずですが、
先生が何もおっしゃらないのは、きっとあんまり良くないからだ、
悪性度の高い癌だった場合、再発の確率は?余命は?
…なんて考えたら、もう怖くて怖くて…どうしても聞く勇気が出ません!
いつも「この次は勇気を出して」とは思いつつ…。

近ごろは肩痛がひどくて鎮痛剤と湿布薬が手放せないのですが、
「もしかして癌が骨に転移した?」
と考えると、怖くて整形外科にも行けずじまい。
そしてまた心配になって、夜も眠れなくて、ストレスが溜まって
…という悪循環。

そう言えば、Aさんは今頃どうしているんだろう…。
退院時に連絡先を交換して、しばらくは近況を伝えあっていたけれど、
その後は何となく疎遠に。
同い年なのに、治療方法もかなり違っていたみたい。
(彼女...

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2017/09/12 10:40

 定期検診もそうですが、特に2年に1回のPET/CT検査と半年に1回の血液検査は、
結果が心配でいつもドキドキです。
心配性の私は自分でも呆れるくらい不安がつのり、
検査の1週間前くらいからは、心配で心配で全く眠れなくなります。
…そのため睡眠導入剤も処方されているのです(*_*;

手術から丸9年、治療終了からもう4年あまり経っているのに、
一体いつまで通院しなければならないの?
治療終了後は年に一度のマンモグラフィー検査だけ、という人も多い中、
なぜ私だけ?
きっと私は悪性度の高い癌だったに違いない…と、
心配の種は尽きません。

それと、エコー検査の際に先生がいつも
「あなたの場合、反対側の乳房も心配だから良~く調べておきましょうね」
とおっしゃるのも、実はこれまた不安になるお言葉なのです。(続く)

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2017/09/09 11:10

リュープリンもゾラテックスも「LHRHアゴニスト」と呼ばれるもので、
閉経前乳がんの治療薬として使われるようですが、50歳の誕生日を過ぎたころ、
閉経後乳がんの治療薬であるフェマーラ錠に切り替えられました。
こちらは飲み薬なので、注射に伴う副作用は一切なく、だいぶ楽になりました。
この薬はその後1年くらい服用を続け、治療終了となりました(2013年7月)。

しかし、「治療終了」=「病気は治った」と思ったのは私の勘違いだったようです。
最後の処方箋を出していただいた後も、3カ月ごとに定期検診に
来るよう厳命されたのです。
定期検診では毎回エコー検査を行い、6カ月ごとに血液検査、
そして1年に1回マンモグラフィー検査です。
その他にも治療中から2年に1回はPET/CT検査(最初のころは骨シンチ検査とCT)、
や骨密度測定などを受けています。

ホルモン療法ではホットフラッシュなど、更年期障害のような副作用が出る
方も多いようですが、私の場合、幸にも目立った症状はなかったかな。
でもあちこちの関節が痛むのも、やはり副作用だったのかも…??(続く)

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2017/09/07 10:53

放射線治療に先立ち、術後1か月目からホルモン療法が始まりました。

当時は46歳で閉経前だったので、毎朝一錠のタモキシフェン服用と
リュープリンを4週間毎にお腹に注射です。
これは液体なので注射の痛みもほとんどなく、最初は問題なかったのですが、
2回目くらいから注射部位が少し腫れ始め、3~4回目くらいには周辺まで
パンパンに腫れて、少し触れただけでも痛みを伴うほどでした。

次の注射の時までには大分おさまってくるのですが、先生に相談。

「そんな人、今まで見たことないな~。
じゃあちょっと痛いかも知れないけど、別のお薬に変えます。
今度は徐放性カプセルだから、きっと腫れたりしないと思うよ。」

…という訳で、注射薬をゾラテックスに変えて頂いたのですが、
これは太い注射針で徐放性の薬を皮下に埋め込む(?)感じで、
ちょっとどころか、かなり痛い!
でもこれで「腫れ」から解放されるなら良しとしよう…と思ったのも束の間、
しばらくするとやっぱり腫れてきて、しかも注射したあたりのお腹に
「しこり」まで出来てしまって…。
しかし「きっとこれは薬が効いている証...

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2017/09/05 09:57

 ところが思った以上に全身状態が悪く(ひどい貧血状態)、
放射線治療には耐えられないと判断され、
こちらは数カ月の延期を余儀なくされました。

 再手術が最初の手術から1カ月以上も開いていたこと、
そして断端陽性だったにもかかわらず、放射線治療の開始が遅れることも
すごく不安でした。
暑い夏をダラダラすごしている間にも、
残った癌細胞がどんどん増殖していく様子が目に浮かぶ…!

なすすべもなく、無為な時間を何とかやり過ごし、
秋の気配が漂い始めた9月、
ようやく放射線治療が開始されました。

月曜から金曜日まで毎日、2日間休んで、また翌週の月曜から金曜日まで
…と、合計5週間の25回。
さらに追加で部分照射を5回。
全部で30回の治療を行いました。

放射線を当てられた右胸は四角く真っ赤になり、ひどい日焼けよりもっと酷く、
皮もむけてヒリヒリと痛みましたが、
照射中は頭の中で、癌細胞がプチプチと弾けて死滅する様子をイメージしながら
ベッドの上でひたすら耐えていました。(続く)

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2017/09/01 11:04

「あなたの場合はね、切り取った組織の下の方を這うようにして
 ガン細胞が残ってたんですよ。」

つまり再手術でも癌細胞は全て取りきることはできず、
まだ私の身体に残っているということ。
ちゃんと勉強していれば、これがいわゆる「断端陽性」と言うことだと
すぐに分かったはずですよね。
(でも当初は断端陽性という言葉すら知らず…。)

この一言は、とてもショックでした。
リンパ節転移の上に、まだ身体にガン細胞が残っている?

しかし先生が提案されたのは三度目の手術ではなく、放射線治療。
「手術したところに残っているガン細胞は、多分、放射線やれば消えると思うよ。
 市民病院に紹介状書いておくから。
 具体的な日程は次回の診察日に決めましょう」

そして、ホルモン療法も行うことになりました。
抗ガン剤治療にはすごく抵抗があったので、少しはホッとしたのを覚えています。
当時は閉経前だったので、ホルモン療法では注射薬のリュープリンを
4週間に一度投与することになりました。
それと飲み薬のタモキシフェンを毎日1錠ずつです。
(続く)

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2017/08/30 09:43

 幸にも入院していた市民病院は、自宅から徒歩圏内。
でも主治医の先生のクリニックは、そこから電車に乗っていく
必要があります。

やっとクリニックに到着しても、待合室は例によって満員御礼、
座る場所がない!
「退院後、間もないんだよ、病院のハシゴで疲れてんだよ」
…と訴える訳にもいかず。
(他の患者さん達も、どこか具合が悪いから来てるのよね、きっと。)

やっと席が空いて、座って待つこと数十分。
ついに私の名前が呼ばれました。

先生はいつものニコニコ顔ではなく、
何となく(気のせい?)深刻なお顔。
「今回はね、初めの手術で取った腫瘍の周りの組織をぐるりと切り取って、
リンパ節も取る手術だったんだけどね、
取ったものに癌細胞があったんですよ」

この一言で、私はてっきりリンパ節転移があったと勘違い。
当初は何も知らず、リンパ節転移=手遅れ、と思い込んでいた私。
「ああ、私の人生、短かったな~。
もっとやりたいことたくさんやっておけば良かったなぁ…」

この後、病気のステージや癌のタイプなどについても
説明があったのかも知れませんが(多分...

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2017/08/28 09:24

 麻酔から覚めたのは手術室を出た直後、
看護師さんの「気管チューブ抜きますねー」の声で。
いきなり「ぬっ」と抜かれた感触で、初めてチューブが入っていたことに気づきました(笑)
そして「レントゲン撮りますねー」の声に続き、
いきなり「カシャーン」。
ポータブルレントゲン撮影機の存在もこの時初めて知りました。

 担架で病室に戻り、看護師さん達の「せーのっ!」でベッドに移され、
点滴が調整され、ようやく手術が終わったのだと実感。
 同室のAさんはもうすっかり落ち着いていて、
でもやっぱり少し疲れた声で
「お帰りなさい、お疲れ様」…と。

その後も入院中はずっとAさんと話をしたり、
一緒に院内を散策したり(図書室があったので何度か訪れました)。
彼女が居てくれたお蔭で入院生活もさほど退屈することなく、
心穏やかに過ごすことが出来ました(感謝!)。

2008年6月 25日、退院。

退院1週間後の検診で市民病院を訪れ、その足で検査結果のデータを
預かって主治医の先生のクリニックへ向かいました。
今後の治療方針を決めるためです。

時はすでに...

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2017/08/23 09:41

 同世代の彼女(Aさん)は、何と私と同い年、同じクリニックからの患者さんで、もちろん執刀医も私の主治医の先生。Aさんは別の病院で乳がんの告知された後、名医との評判を聞いて私と同じクリニックに変えたそうです。
「へ~、私の主治医は名医の誉れ高い人なんだ…」
とちょっと嬉しくなりました。
入院当日は血液検査と全身麻酔のための処置が行われ、就寝前に睡眠導入剤が出されましたが、私は緊張と不安で一睡も出来ず、スヤスヤと寝息をたてているAさんがとても羨ましく感じられました。
 翌日の手術はAさんが午前、私が午後でした。
「行ってきま~す。頑張ってくるね!」
と笑顔のAさんを私も笑顔で送り出したものの、内心は不安だらけ。前の晩、一睡もできなかったにも拘わらず眠気はこれっぽっちもなく、ただひたすら無為な時間が過ぎるのを待つだけでした。
そして午後、いよいよ私の番。担架に乗せられ手術室へ。初めて見る先生の手術着姿に何故か戸惑ってしまい、喉元まで出かかった
「よろしくお願いします」
が言えないまま麻酔が効いて闇の中へ…。(続く)

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2017/08/19 10:03

 再手術は2008年6月12日に決まりました。主治医の先生が市民病院に出張して執刀して下さるとのことです(先生は毎週、ご自分の病院の休診日に市民病院で乳がんの手術を執刀されます)。ところがその後、先生から直々のお電話があり、当日は麻酔科の先生たちが学会で不在とのことで、急遽1週間の延期を言い渡されました。ただでさえ最初の手術から1カ月近くも経っていたので(手術で取った腫瘍のがん細胞が散ってしまったのではないかと)不安だったのに、さらに1週間も…と、この時もかなり落ち込みました。
そして梅雨入りしたばかりの蒸し暑い日の午前、主人に付き添われて入院。4人部屋を希望していたのに部屋にはどなたもいらっしゃらなくて「えっ、もしかして一人?」と心配したものの、お昼ごろには無事(?)4人が揃い、お互いに自己紹介をしました。
「おっ、同世代の乳がん患者がいるぞ!仲良くできるかな~??」
(続く)

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2017/08/14 09:39

 胸の「しこり」も消えてスッキリ気分で抜糸のため訪れた診察室。迎えてくれたのは執刀医とは別の少し若い先生でした。先生がなぜか自分で確認されるかのように今までの経過を口にされた後、一瞬の間があいて、ためらいがちにおっしゃった言葉が、
「今回取った腫瘍ですが、病理検査の結果、悪性でした。乳がんです。」
わが耳を疑う、とは正にこのことですね。今までの度重なる検査結果で一度も悪性の疑いが出たことはなかったのに…すっきりしたいから取ってしまおうと思っただけだったのに、
まさか、まさか私が乳がん???この時のショックは一生忘れられません。その後、再手術の日程調整や再度CT検査などを受け、ボロボロの心で這うよう家に帰り、主人に(勤務時間中でしたが)電話で知らせました。(続く)

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2017/08/10 10:00

 翌年(2008年)3月、4度目の針生検を行いました。一週間後に伝えられた結果はやはり陰性。また3か月後に来るように言われたけれど、これが延々と続くくらいなら、もう良性でも「しこり」は取ってしまいたいと先生に伝えました。先生は快諾して下さり、市民病院での手術の日程を調整して下さいました(いよいよこれでさっぱりできるぞ!)。
手術は日帰りで局所麻酔だけで出来るとのこと、5月のゴールデンウイーク明けに決まりました。当日は先生が市民病院に出張して執刀して下さるとのことでしたが、当日は急に都合がつかなくなったとのことで、市民病院の外科部長の先生に執刀して頂きました。手術は無事終了!一週間後、抜糸のため再診の予約を入れ、足取りも軽く帰路につきました。(続く)

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2017/08/06 10:02

そのまた一週間後、検査結果を聞きに行きました(その時はそれほど悲壮感は漂っていなかったはず?)。結果はやはり「陰性」(やった~!)。しかし先生曰く、
「針生検はもう一度やりましょう。それと念のため市民病院でCTとMRIもやっておきましょう」
市民病院での検査結果のデータを携えて3度目の針生検の結果を聞きに行ったのは、街にクリスマスソングが流れだすころになっていました。全ての検査も終わったし、きっと今日で最後、という心づもりで待つこと1時間(予約時間に行っても必ず1時間以上待たされる…きっと先生は名医で人気があるからなんだ、と自分に言い聞かせつつ)。
結果はMRIでも血管新生などは認められず、針生検も陰性。「これでやっと開放されるのかしら」と思ったけど文字通り胸の「しこり」は消えないまま、3か月後の再診を約束して帰途につきました。(続く)

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2017/08/02 10:22

 一週間後、不安で押しつぶされそうになった私を心配して、主人が病院まで一緒に付いてきてくれました。いつも混んでいる病院らしく、待つこと1時間半。やっと名前を呼ばれて中へ入ると、先生はニコニコ笑顔で、
「『癌細胞を認めず』って結果だったよ」
とおっしゃって下さいました。しかし一度の針生検では針がうまく患部に当たらなかった可能性もあるので(私の場合、特にツルツル動く)、もう一度針生検を行いました(何故か、良性でも「しこり」を取ると言ってた話はその時は出ませんでした…)。結果はやはり一週間後に聞きに来るように言われましたが、その時点で私の不安はほぼ消え去り、久しぶりに生き返った心地になったのでした。血縁者に乳がんの人はいないし、太っている訳でもないし、酒豪でもないし、まさか私がね!(続く)

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2017/07/29 10:11

持参した写真データを見てもやはりよく分からないらしく、もう一度改めて(本当は予約がないと受けられないはずの)マンモグラフィー検査をやって頂きました。それと同時に触診と超音波検査(エコー)もやっていただいた答えが…
「触った感じとエコー検査の結果を見る限りでは良性の『しこり』みたいですね。大きさは1センチ位。乳がんはもっとゴツゴツしているんですが、あなたの場合はツルンとしていますし、癌ならもっとはっきりとマンモグラフィーに写るはずです。念のため針生検を行いますので、一週間後に結果を聞きに来てください。陽性でも陰性でも『しこり』は手術で取ってしまった方が良いと思いますよ」。
この日から私の不安で眠れない日々が始まることになったのです…(続く)

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2017/07/25 13:50

 人間ドックでは視診、触診、マンモグラフィーをやっていたので、そのデータを見せてもらいながら先生と相談しました(もう一度触診も)。
しかし私はもともと乳腺が多い体質らしく、マンモグラフィーの写真でも全体が白っぽく映っているだけで、「しこり」の部分がはっきり「それ」と分かるような所見はないとのことでした。
そこで、先生から乳腺外科が専門の医師(現在の主治医)を紹介していただき、その日のうちにお借りしたマンモグラフィーの写真データを携えて、診療時間ギリギリに病院へ駆け込みました(偶然にもすぐ近くの病院だったのです!)。そこが今でも定期検診に通っている病院なのです。(続く)

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2017/07/21 10:57

私が初めて右乳房の外側3 cmあたりに「しこり」を感じたのは、今から10年近く前、2007年10月の中旬頃でした。お風呂に入っていて何気なく(セルフチェックというほどでもなく、ホント何気なく、です)乳房を触っていて気が付きました。実は、その1か月ほど前に人間ドックを受けたばかりで、もちろん乳がん検診も受けたのですが、その時は「異常なし」。すごく気にはなったけど、もともと病院嫌いなので、病院に行くか行くまいか一人で悶々と悩んでいました。当時はインターネットで得られる情報も今ほど多くはなく、それでも自分で色々と調べて、やっと決心。まずは人間ドックを受診した病院に相談に行こうと決めたのが10月終わり頃だったでしょうか…(続く)

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2017/07/19 09:46

初めまして、「イルイル」デビューしました!
私が自分の病気に気づいたのは、今から10年近く前のことです。
当時は「イルイル」のようなコミュニティーサイトがあまりなかったし(私が知らなかっただけ?)、身近に同じ病気の人や相談する人もいなくて、たった一人で不安な毎日を過ごしていました。私の治療そのものは既に終了し、現在は3カ月毎の定期検診で経過観察中です。でも…今でも検診の日が近づくと、相変わらずビクビクと不安が募って憂鬱になります。
手術から丸9年、治療終了から4年近くになりますが、今までの経過や治療、当時から今に至るまでの気持ちなどを何回かに分けて綴っていきたいと思います。
いつか、「もう心配ないですよ」と言ってもらえる日が来るまで…。

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2017/07/17 10:10
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