【体験談】これがおすすめ!乳がんの手術入院時に便利な持ち物12選

更新日:2017/09/08

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乳がんの手術を行うと、術後数日間は、衣服の着脱や洗顔、食事など、ちょっとした日常動作がしづらくなります。また、手術前には検査が、そして手術後にはリハビリがあることが多いため、部屋でそれらの順番を待っている間、時間を持て余すことが多くなります。そんな時にあると便利な持ち物を、イルイル利用中の乳がん手術経験のある皆さまにアンケートしましたので、結果を交えながらご紹介させていただきます。

●乳がんならではの便利なもの
●時間つぶしにあると便利なもの
●快適な入院生活を送るために準備するとよい持ち物
●まとめ


乳がんならではの便利なもの

手術日が決まると、病院から「持ち物リスト」が手渡されます。ただ、それらはあくまでも必要最低限の内容となっており、胸の手術ならでは、そして女性ならではの持ち物が網羅されているものではありません。ここでは、そのような「ならでは」の細やかな持ち物も含めて、実際の乳がん患者様であるイルイル利用者の声とともにご紹介します


S字フック

S字フック。ベッドの柵と相性よし。寝たままいろいろと用事ができます。(45歳 / 全摘手術経験者)

術後の安静時にまず困るのが、「ナースコールに手を伸ばすのが大変」ということ。腕の自由が利かず、いざという時にナースコールを押せるだろうかと余計な不安要素になってしまうことも。そのような時にS字フックをベッドの柵にかけ、そこにナースコールをひっかけておくと便利です。


ナースコール以外にも、筆記道具やリモコン、スマートフォンなどを小さめのトートバッグに入れて、ひっかけておくとよいでしょう。入院中、食事や排泄など日々の体調記録をとって医師や看護師に共有するのが一般的ですので、そのような記入作業にも便利です。


前開きのパジャマ、下着、羽織もの

毎日診察があるので、前開きの下着パジャマ羽織り物が便利でした。(56歳 / 温存手術経験者)

カーディガン。寒さや暑さ調整ができてよかったです。手術後発熱したので便利でした。(41歳 / 全摘手術経験者)

術後は手術した乳房側の腕が上がりづらくなるので、被りの衣服は着脱しづらくなります。また、リンパ浮腫を起こした場合も、腕が思うように動かない状況が想定されます。


前開きのものを用意することは、ほぼマストといえるでしょう。患部を先生に見せる際にも、前開きであればすぐに準備できます。パジャマだけではなく、前開きの下着、前開きのブラジャーも市販されており、大変便利です。特にマジックテープのついたパジャマは、リンパ浮腫で指先の細かい作業がしづらい時には、非常に役立ちます。一般的なパジャマ売り場に売っていますが、普段着ているパジャマにマジックテープをつけても代用可能です。


また、病院によってはレンタルパジャマを用意しているところもあります。その場合、レンタルパジャマが前開きかどうか、事前に確認しておくとよさそうです。


カーディガンなど、バサっと羽織れる大きめなものを用意しておくと、寒暖の調整もできる他、ちょっと売店に出かけるといった際にも、胸のシルエットをカバーすることができるので、おすすめという声が寄せられています。


折り畳み洗面器

折り畳み洗面器。シャワーを浴びることができないので、体を拭くためのお湯をためる折り畳み洗面器が便利でした。(45歳 / 全摘同時再建手術経験者)


電源の延長コード

電源の延長コード。スマホの充電などを枕元でできたりして重宝しました。(45歳 / 全摘手術経験者)


時間つぶしにあると便利なもの

手術前には、検査や手術に備えた医師・看護師からの説明がある以外は比較的時間ができます。時間をつぶすためのアイテムとして、イルイル利用者の皆さんからは以下のようなものが挙げられていました。


本、パズル誌など

暇潰しのためのなどをもっと持って行けばよかった。(48歳 / 全摘手術経験者)

塗り絵とか、クロスワードがあるといいかと思います。(49歳 / 温存手術経験者)

数独などのパズル誌が、退屈しのぎになりました。(49歳 / 全摘手術経験者)


音楽プレーヤーなど

ラジカセを持って行ったので好きな音楽を聞けてよかったです。(48歳 / 温存手術経験者)

ウォークマン。手術の前も、好きな音楽を聞くことで気持ちを落ち着かせることができました。(25歳 / 全摘手術経験者)


モバイル機器など

タブレットは、TVが見られるし、動画も音楽も読書も、いろいろ便利でした。(45歳 / 全摘手術経験者)


快適な入院生活を送るために準備するとよい持ち物

入院時は、女性だけの4人部屋などになることが多いと思われます。そのような場合、プライバシーをうまく確保することが必要となります。また、冬場などは特に室内が乾燥します。ここでは快適な入院生活を送るために準備するとよいものをご紹介します。


耳栓

耳栓は持って行ってよかったと思いました。同部屋の人のイビキがうるさかったのでいい対策になりました。(53歳 / 全摘手術経験者)


乾燥対策グッズ

乾燥する時期だったので濡れマスクがのどによかったです。(38歳 / 温存手術経験者)

オールインワンの化粧クリーム。病室が常に空調機が作動しているので乾燥して唇もガサガサ。常にクリームを顔に塗っていました。(52歳 / 全摘手術経験者)

リップクリーム、キャンディ。病室は何時も乾燥が激しいので保湿対策が大変でした。(56歳 / 温存手術経験者)

他にすることもないので売店でフェイスパックを探したけどなくて、2回目の時には乾燥対策用のフェイスパックを持って行きました。(53歳 / 全摘同時再建手術経験者)


湯呑み、コップ、卓上ポット

飲み物がけっこう飲みたくなるので、湯飲みコップ食器用洗剤があると便利でした。(48歳 / 全摘手術経験者)

ふた付のマグカップ。暖かいお茶を入れて少しずつ好きな時に飲めてリラックスできました。(52歳 / 全摘手術経験者)

卓上ポット。お湯をもらって部屋に置いておくと便利です。(45歳 / 全摘手術経験者)


ローションティッシュ、ウェットティッシュ

病院には固いティッシュしかなかったので、鼻かみ用に持って行ってよかったと思います。(25歳 / 全摘手術経験者)

ちょっと台を拭いたりするのに、ウェットティッシュを持って行くべきでした。(52歳 / 全摘手術経験者)


フェイスタオル

畳んで枕に置いて寝ていました。枕の微妙な高さ調節になり重宝しました。(52歳 / 全摘手術経験者)


まとめ

乳がんの手術入院を控え、不安な日々を送っている人も多くいらっしゃるかと思います。乳がんの入院期間は、およそ1週間から2週間といわれていますが、体の痛みやつらさなどがある時間はごく限られています。よって、この期間は、体も心もじっくりと癒す休養タイムとして、日常の忙しさを忘れて過ごしてみてはいかがでしょうか。


普段なかなか読むことができない本やDVDをまとめて楽しむのもよいと思います。もし少しでも時間や気持ちに余裕がありましたら、イルイルで日記などを書いてみてください。今後同じ経験をされる皆さんへの貴重なメッセージになっていくでしょう。

※本記事の内容は掲載時点の情報であり、最新の情報とは異なる場合があります。予めご了承ください。



 

【 編集 】
イルイル運営チーム